はじめに
専門医の認定期間は5年間です。専門医の資格取得後も5年毎に資格更新をしなければなりません。資格更新には研修記録簿の提出が義務付けられています。提出前にコピーの保存をお願いします。
更新要件
次の各号に定めるすべての資格条件を具えているもの
- 一般社団法人日本専門医機構が定める基本領域(19領域)の専門医資格を保持していること。
- 更新の申請時において4年以上引き続き臨床遺伝専門医であること。
- 5年間に取得すべき総単位数は100単位以上とする。
今回の更新は「制度施行細則(2024年8月1日改定)」に基づきます。
更新申請期間
2024年8月1日(木)から11月29日(金)
※申請は指定のWEBフォームからお願いいたします。
※申請書類の郵送はしないようにお願いいたします。
更新対象者
2024年の更新対象者は、臨床遺伝専門医の認定期間が【~2025年3月31日まで】の方です。
対象の方には、7月ごろに事務局から更新申請の案内メールをお送りさせていただきます。
※COVID-19の影響で、専門医の認定期間が一律1年間延長しております。そのため、お手元の認定証の有効期限が2025年3月31日までと記載されている場合でも、実際の認定期間が「2026年3月31日まで」となっているケースがございます。実際の認定期間が「2026年3月31日まで」の場合は、2024年に更新申請をしていただく必要はございません。2024年ではなく、2025年に更新申請ください。
ご自身の認定期間を確認する方法:
- 近日中に、日本人類遺伝学会(または日本遺伝カウンセリング学会)のマイページから、臨床遺伝専門医の認定期間が確認できるようになる予定です。マイページよりログインいただき、ご自身の認定期間をご確認くださいませ。
- マイページからご自身の認定期間が確認できない場合は、事務局宛(maf-jshg-info@mynavi.jp)にお問い合わせください。
指導医の更新
指導医の更新は専門医の更新と同時に行います。指導医の資格をお持ちの先生は、専門医の更新申請書類と一緒に、必ず下記を御準備くださいませ。
[様式5-4] 臨床遺伝指導医の認定更新
※ご提出が無い場合、指導医の資格更新ができませんこと、予めご了承くださいませ。
学術集会
- 2024年の日本人類遺伝学会第69回大会は10月9日~12日で開催されます。更新申請受付期間内の開催のため、出席単位を加算することが可能です。
※2025年に臨床遺伝専門医の更新申請を予定されている方へ
2025年度の日本人類遺伝学会は2025年12月に行われます。
専門医資格更新のための単位として「活動実績は、認定日から認定最終年度の11月末日までに経験したものとする。」があるために、2025年度の日本人類遺伝学会は単位として認められません。
ご注意いただきますようお願いいたします。
2024年の学術集会で可能な限り単位取得をしていただきますようお願いいたします。
5年間に取得すべき総単位数100単位について
通常更新者の場合
100単位のうち、下記①、②は必須です。
①日本人類遺伝学会または日本遺伝カウンセリング学会の学術集会への計3回以上の参加(1回参加で10単位のため、学術集会参加による単位が最低30単位必要です)
※2023年の日本人類遺伝学会第68回大会は、Human Genetics Asia 2023 合同開催のため、参加単位は「20単位」ですが、参加回数としては「1回」です。第68回大会に参加して、20単位を取得したからといって、「2回」の参加にはなりません。
② 適切な遺伝医療の実践30単位(下記2点の様式をご提出いただくことで30単位とします)
[様式5-3-4] 適切な遺伝医療の実践 15症例の要約リスト
[様式5-3-5] 3症例の詳記
①+②で60単位となります。
残り40単位は追加の学術集会参加証明やセミナー参加証明等で満たしてください。
4回目の更新を迎える方(3回以上の既更新者)の場合
5年間に取得すべき総単位数は100単位ではなく、70単位です。
- 適切な遺伝医療の実践30単位は不要です。つまり、下記2点の様式はご提出不要です。ご提出しないようにお願いいたします。
[様式5-3-4] 適切な遺伝医療の実践 15症例の要約リスト
[様式5-3-5] 3症例の詳記 - 適切な遺伝医療の実践30単位が不要のため、5年間に取得すべき総単位数は100単位ではなく、70単位以上です。70単位のうち、下記①は必須です。
① 日本人類遺伝学会または日本遺伝カウンセリング学会の学術集会への計3回以上の参加(1回参加で10単位のため、最低30単位が必要です)
※2023年の日本人類遺伝学会第68回大会は、Human Genetics Asia 2023 合同開催のため、参加単位は「20単位」ですが、参加回数としては「1回」です。第68回大会に参加して、20単位を取得したからといって、「2回」の参加にはなりません。
70単位のうち、残り40単位は追加の学術集会参加証明やセミナー参加証明等で満たしてください。
残り40単位について
単位取得の対象となる学術集会参加と発表、専門誌への論文掲載、教育活動への貢献および遺伝カウンセリングの実践については下記リストをご参照くださいませ。
細則第9条(4)もご参照ください。
https://www.jbmg.jp/wp-content/uploads/2024/08/saisoku_20240801.pdf
- 参加によるもの
- 発表等によるもの
- 教育・学会・社会活動への貢献によるもの
- 適切な遺伝医療の実践によるもの
遺伝カウンセリング15症例の要約とそのうち3症例の詳記(下記2点の様式の作成)は必須で、30単位です。 - 臨床遺伝専門医・指導医 研修記録簿表紙 提出書類チェックシート(Excel)
- [様式5-1] 臨床遺伝専門医・指導医 更新申請書(Word)
-
[様式5-2] 研修記録集計表、[様式5-3-1] 研修会出席記録、[様式5-3-2] 業績発表記録(講演)、[様式5-3-3] 業績発表記録(論文)(Excel)
臨床遺伝専門医資格更新 研修記録集計表 記入例(PDF) - [様式5-3-4] 適切な遺伝医療の実践 15症例の要約リスト(Word)症例リスト 記入例(PDF)領域フローチャート(PDF)
- [様式5-3-5] 3症例の詳記(Word)症例詳記 記入例(PDF)
- [様式5-3-6] 遺伝カウンセリングの実践(Word)
- [様式5-4] 臨床遺伝指導医の認定更新(Word) ※指導医資格保持者のみ
[様式5-3-4] 適切な遺伝医療の実践 15症例の要約リスト
[様式5-3-5] 3症例の詳記
上記2点に加えて、下記を作成いただくことで追加の単位取得が可能です。
[様式5-3-6] 遺伝カウンセリングの実践(Word)
→1症例あたり2単位取得可能です。最大10症例まで作成することができますので、最大で20単位が追加で取得可能です。
更新申請について
申請方法
申請は指定のWEBフォーム(こちら)からお願いいたします。
もしWEBフォームからのアップロードが難しい場合は、
事務局宛(maf-jshg-info@mynavi.jp)にメール添付でご送付ください。
その際は「更新書類提出 専門医番号○○○ 氏名」の件名でお願いします。
例:更新書類提出 専門医番号000 人類太郎
※紙媒体の郵送はご遠慮くださいませ。直接の申請書のお持ち込みもご遠慮ください。
※専門医制度制度維持費6年分(42,000円)は、更新審査後にご請求します。コロナで認定期間を1年延長した分も含めて、6年間の維持費をご請求します。
申請期間
2024年8月1日(木)から11月29日(金)
※申請は指定のWEBフォームからお願いいたします。
※申請書類の郵送はしないようにお願いいたします。
提出書類
以下リンクよりダウンロードしてください。
紙媒体でご提出はご遠慮ください。データを作成いただき、指定のWEBフォームからアップロードくださいませ。ExcelはExcel形式のままでWEBフォームからアップロードください。署名が必要な書類や学術集会の参加証などは、PDFデータをアップロードください。
書類審査結果
2025年3月下旬に申請者あて郵送にて通知します。
本年度の更新申請が難しい場合
やむを得ないご事情があり、本年度の更新申請が難しい場合は、「[様式6-6-1]専門医認定期間延長願(Word)」をダウンロードいただき、ご作成の上、メール添付にて事務局宛(maf-jshg-info@mynavi.jp)にお送りくださいませ。
※細則第10条に記載の通り、認定期間延長は2回まで申請可能で、最長3年です。
専門医の更新を希望しない場合
専門医の更新を希望しない場合は、「[様式6-8_1]専門医資格返上届(Word)」をダウンロードいただき、ご作成の上、メール添付にて事務局宛(maf-jshg-info@mynavi.jp)にお送りくださいませ。指導医資格をお持ちの場合は、「[様式6-8_2] 指導医資格返上届(Word)」も一緒にお送りくださいませ。
※細則第10条に記載の通り、臨床遺伝専門医資格返上後に再度、専門医取得を希望する場合には臨床遺伝専門医認定試験を改めて受験して合格することが必要となります。その場合、専門医資格をかつて保有していたことを研修期間とみなし、専攻医としての研修期間は免除されます。