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臨床遺伝専門医制度について

 遺伝医学研究の進展に伴い、遺伝子情報の医療への導入は不可避な時代となってまいりました。臨床遺伝専門医はすべての診療科からのコンサルテーションに応じ、適切な遺伝医療を実行するとともに、各医療機関において発生することが予想される遺伝子に関係した問題の解決を担う医師であり、次項の能力を有することが期待されています。

1)遺伝医学についての広範な専門知識を持っている。
2)遺伝医療関連分野のある特定領域について、専門的検査・診断・治療を行うことができる。
3)遺伝カウンセリングを行うことができる。
4)遺伝学的検査について十分な知識と経験を有している。
5)遺伝医学研究の十分な業績を有しており、遺伝医学教育を行うことができる。

臨床遺伝専門医は、制度開設当初より、上記能力を有することが期待されてきました。

 しかしながら、この20年の間に取り巻く状況は大きく変化しました。遺伝子情報は、遺伝情報と名前を変えゲノム情報へ、そして特定の診療科での活用が一般診療での活用へと拡大しました。関係した課題には、医学的課題だけではなく、倫理的・法的・社会的課題(ELSI)も含まれるようになりました。遺伝情報はその特性ゆえに十分な知識を有した専門家の関与が不可欠という認識が広まってきました。(下線は、大きく変更になったキーワードを指します)

 このたび、現在の臨床遺伝専門医に必要な能力の基準として、「臨床遺伝専門医行動目標」を策定いたしました。この行動目標は、2006年に最終改訂された臨床遺伝専門医到達目標を大幅に改訂したものです。さらに行動目標を達成するための具体的な事項として「キーワード」を設定しました。このキーワードは、旧到達目標の各論にあたります。 詳細は、以下のPDFファイルに記載しております。
なお2022年からの筆記試験は「行動目標」に準拠して出題されます。

臨床遺伝専門医行動目標

臨床遺伝専門医到達目標(各論)
2021年までの筆記試験は「臨床遺伝専門医到達目標(各論)」に準拠して出題されました。

臨床遺伝専門医制度委員会委員一覧
制度規則
制度施行細則(2021年2月22日改定)
医学部卒前遺伝医学教育モデルカリキュラム

認定研修施設一覧
全国臨床遺伝専門医・指導医・指導責任医一覧
お問合わせ先一覧