各領域の症例数が不足している場合、ほかの方法で補填できますか?
不足している当該領域1症例をロールプレイの同領域受講1回で補填することが可能です。
ただし、ロールプレイの事例は20症例のリスト、5症例の詳記に加えることはできません。
不足領域に関する補填要項の詳細は、下記細則に示されていますので、ご確認ください。
*臨床遺伝専門医制度施行細則 専門医の申請資格
第5条(2)、第6条(4)等を参照
研修期間とは?
研修期間とは、研修開始日から研修完了日までの期間を指します。
研修開始日から満3年を経過した時以降で認定試験の出願前日まで、ただし、認定試験に合格しなかった等の場合には、再受験の出願前日までの期間を指します。
*臨床遺伝専門医制度施行細則 専門医認定試験受験の手続き
第8条3.(1)に定められた研修開始時期から第8条3.(2)に定められた研修完了日を参照
受験可能期間とは?
受験可能時期とは、最初に受験が可能になった時点(4月)から3年間を指します。研修完了後、最初の4月以降で受験が可能となり、その時点から3年以内に受験を完了する必要があります。
*臨床遺伝専門医制度施行細則 専門医認定試験受験の手続き
第8条3.(3)等を参照
受験可能期間を延長することはできますか?
延長することは可能です。受験可能期間に受験を完了できない場合は、願書を提出する際に、「臨床遺伝専門医認定試験受験資格期間延長願」も事務局まで提出してください。臨床遺伝専門医制度委員会において申請理由が認められた場合、受験可能期間は延長されます。
*臨床遺伝専門医制度施行細則 専門医認定試験受験の手続き
第8条3.(3)等を参照
ロールプレイの事例は20症例のリスト、5症例の詳記に加えることはできません。と記載されています。
ロールプレイはどのような扱いになるのでしょうか?
下記のような場合、ロールプレイで不足領域を補填することになります。
周産期:3症例、小児期:1例、成人期:10例、腫瘍:6例
→小児期はロールプレイのある研修会で小児期の事例を2回行うことで受験条件である「周産期、小児期、成人期、腫瘍の各遺伝医療領域を含み、各領域の症例数は少なくとも3症例を要する。」を満たすことになります。