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2023年専門医認定試験のご案内

当制度委員会は、わが国の臨床現場のニーズに合致した臨床遺伝専門医制度にするために努力しております。皆様のご意見およびご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。

2023年試験
日程・会場

2023年臨床遺伝専門医認定試験は下記日程で実施します。

【筆記】9月16日(土)
ピアソンVUE社システムを利用したCBT試験として全国の試験会場で実施します。会場の分布についてはピアソン社ホームページをご参照ください。
https://www.pearsonvue.co.jp/

COVID-19の影響で筆記試験受験が不可能な場合(例えば試験日が濃厚接触者で自宅療養期間内となった、など)筆記試験への特別な措置はありません。
筆記追試験の予定もありません。

【実技(面接)試験】9月30日(土)、10月1日(日)
Zoomによるオンラインでの実技(面接)試験実施。

受験申請書
受付期間
2023年4月1日(土)~5月31日(水)必着
受験申請資格

次の各号に定めるすべての資格条件を具えているもの

1) 申請時に継続して3年以上、日本人類遺伝学会あるいは日本遺伝カウンセリング学会の会員であること
2) 指導責任医あるいは指導医の指導を受けながら、臨床遺伝の研修を3年以上行い、遺伝カウンセリングを含む遺伝医療を実践していること
3) 遺伝医学に関係した学術活動(論文発表、学会発表等)を行っていること
4) 臨床遺伝専門医到達目標に記載されている能力を有すること
5) 日本専門医機構の定める基本的領域の学会の専門医あるいは専門医制度委員会が定める専門医(認定医)であること

制度規則制度施行細則をご確認ください

試験について

1) 筆記試験は選択問題50問で、各科共通の基礎的な問題を中心に出題されます。専門医として当然知っているべきコア知識を問う問題です。
2) 実技(面接)試験はロールプレイで、時間は約30分間です。遺伝カウンセリングロールプレイ形式(受験者が医師役、認定遺伝カウンセラー®がクライエント役、臨床遺伝専門医が採点)で行います。なおクライエント役の認定遺伝カウンセラー®は採点には関わりません。
3)筆記, 実技(面接)のどちらかの合格課目の有効期限は最初の受験から2年間(翌年・翌々年まで都合3回)となっております。
4)筆記試験は「臨床遺伝専門医行動目標」に準拠して出題されます。
臨床遺伝専門医行動目標

提出書類

署名欄を除き、すべてプリンターで印字してください。
以下リンクよりダウンロードしてください。

1. 臨床遺伝専門医 受験申請 提出書類チェックシート
2. [様式1-2-1] 臨床遺伝専門医認定試験申請書
3. [様式1-2-2] 臨床遺伝専門医認定試験申請用履歴書
4. [様式1-2-3] 指導責任医または指導医による研修証明書
5. [様式1-2-4] 認定研修施設に在籍する医師用 または、
[様式1-2-5] 認定研修施設以外の施設に在籍する医師用

6. [様式1-2-6] 論文リスト
7. [様式1-2-7] 20症例のリスト
8. [様式1-2-8] 症例詳記
9. 上記(2~8)書類一式のコピー 各2部
10. 受験票
11. 医師免許証のコピー

研修記録用紙記入の手引き

症例リスト記入例

症例詳記記入例

症例リスト提出時のチェックリスト


【書類作成上の注意事項】
制度施行細則はHPに掲載されているものに準拠してください。
*指導(責任)医の署名は必ず「自筆」でお願いします。印刷はお認めできません。
*人類遺伝学会もしくは遺伝カウンセリング学会の年会費支払証明を紛失した場合には、ご自身で学会のホームページからマイページに入り、入金記録をプリントアウトして同封して下さい。
*症例は研修開始以降のものに限ります。研修開始前の症例が含まれていた場合には対象外とします。
*第5条第2項と第6条第4項の運用について受験申請予定者より問い合わせがありましたので、定義を明確化しました。「各領域の症例数が不足する場合には不足している当該領域1症例をロールプレイの同領域受講1回に代えることができる.ただしロールプレイの事例は20症例、5例詳記に加えることはできません。20症例、5例詳記はあくまで受験申請者自身がカウンセリングを担当したことが必須要件です。」

認定審査料

認定審査料\30,000は下記口座にお振込みください。

三菱UFJ銀行 麹町支店 普通預金 0280266
口座名:一般社団法人 日本人類遺伝学会 臨床遺伝専門医制度委員会

※お名前の後に必ず専攻医番号下4桁をつけて個人名でお振込みください。個人名以外のお振込みの場合、申請期間内に申請者の確認ができず、審査が受けられない場合があります。

※振込票は上記提出書類4.[様式1-2-3] 指導責任医または指導医による研修証明書に貼り付け、申請期限内に提出ください。

問い合わせ先 臨床遺伝専門医制度委員会事務局
〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1
パレスサイドビル ㈱毎日学術フォーラム内
TEL:03-6267-4550 FAX:03-6267-4555
E-mail:maf-jshg-info@mynavi.jp
2020年に
中止になった
セミナー等の対応

2020年2月~3月に実施予定だった遺伝カウンセリングロールプレイ(GCRP)、第22回後期遺伝性腫瘍セミナーの「受講申込証明書」では受験申請はできません。



2022年専門医認定試験実施結果

2022年
専門医認定試験実施結果
■合格率について
受験者203名  筆記・実技合格者107名(再受験者含む)合格率 54%

筆記のみ合格者100名

実技のみ合格者115名

■筆記試験問題
採点対象外の問題はありませんでした。

■合否通知について
ご登録の郵送先へ送付しました。

■実技(遺伝カウンセリング)試験不合格ケース
個人向けのフィードバックとして、評価者からのコメントを記載しておりますのでご参照ください。

■実技(遺伝カウンセリング)試験不合格ケースの傾向
・共感の姿勢に欠けており、クライエントの真の訴えを拾い上げることができなかった。
・クライエントのレディネスを確認せずにいきなり結果説明となり、一方的に話しているだけになっていた。
・クライエントがどのように解釈していて、何を問題としているのかを明らかにしていないなどクライエントの思いの確認が不十分だった。
・遺伝カウンセリングではなく医療情報を伝えているだけのレクチャーになっている。クライエントの不安の表出に対応できていなかった。
・クライエントの立場に立っておらず難しい医学用語で自分本位に説明していた。
・共感の仕方がぎこちなく不安を増強させている。遺伝カウンセリングの場のコントロールが不完全であった。
・クライエントのニーズや感情表現に対する適切な対応が出来ていなかった。
・一般的な情報をたくさん挙げるのみで不安をあおってしまった。
などが評価者のコメントに挙げられております。

■再受験について
・筆記、実技のどちらかの合格課目の有効期限は最初の受験から2年間(翌年・翌々年まで都合3回)となっております。
・筆記・実技のどちらかが不合格の方へは、個別に再受験の受験申請書をメールでお送りします。

以上



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過去の臨床遺伝専門医認定試験のご案内

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